真実のマレーネ・ディートリッヒ レポ

いやー、見てきましたよ「真実のマレーネ・ディートリッヒ」!! 以下、それについて語っていきたいと思います。 マレーネ・ディートリッヒはドイツの貴族の娘として生まれた女優でそりゃもう女優として大成功を収めていたんですよ。 でもその女優の顔というのは彼女が持つ顔の一面にすぎないわけなんですね。 どういうことかと申しますと、彼女は第二次世界大戦中にヒトラーの右腕とまで呼ばれていた あのゲッペルスの呼びかけに答えようとせずにアメリカ市民権を取ってしまうんですよ。 そして彼女はGIのユニフォームに身を包んで「リリー・マルレーン」歌いながら遠くはアフリカまで 50万人もの連合軍兵士を慰問し続ける旅を続けていたんですよ。驚きですよね。 肝心の映画の内容はそんな感じなんですが、僕としてはやはり演出や音楽の方に興味が行っちゃいましたね〜。 本当に色々凝ってて何度でも見たくなる、そんな映画ですね。おすすめです。 まあでもやっぱりストーリーが秀逸ですよね。 第二次世界大戦という大きすぎる戦争、その中で一人戦争の無益さを訴え続けるマレーネ・ディートリッヒ。 やはり世界は非核化の道を歩むべきなんじゃないかと思いましたよ。 戦争は無価値です。悲しみしか生みません。 見ていてそんな気持ちで胸が一杯になる、そんな映画ですね。是非おすすめしたいと思います。